犠牲バイト店員「拳法で全国大会、優しい先輩」 居酒屋発砲3人殺害(産経新聞)

 大阪府羽曳野市の居酒屋で3人が殺害され、大阪市環境局職員、杉浦泰久容疑者(49)が自殺した事件で、犠牲になった居酒屋アルバイト従業員の福井達也さん(23)は府立高校を卒業後、四天王寺大学(羽曳野市)に進学し、日本拳法部に所属。部長も務め、全国大会で上位に進出するほどの腕前だった。最近は公務員を目指していた。

 大学卒業後も週に1回は部の練習に顔を出し後輩を指導。男子学生(21)は「本当に強かったが、後輩をかわいがってくれる優しい先輩だった」と話す。

 高校時代から約8年間、回転すし店でアルバイトを続けていた。志願して魚のさばき方を覚え、人懐っこく接客も得意。福井さんからすしの握り方を教わった同僚の男性(21)は「何度も自分でやってみせ、丁寧に教えてくれた」。パート店員の女性(48)は「体は大きくて力は強いが、いつも人のことを考えてあげる子。力では負けないだろうけど、銃で撃たれたら…」と声を詰まらせた。居酒屋には、すし店の客だった杉浦容疑者の妻に頼まれ、昨年11月ごろから、掛け持ちで働くようになったという。

 一方、13日未明に死亡した上原浩人さん(49)の弟(47)は「病院に駆けつけたときには、すでに意識がなく、兄とは全く話せなかった。(容疑者が)死んでしまっているので、怒りをぶつける場がない」と言葉をふるわせた。

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